brewでGitlessをインストールする方法とglコマンドが使えない問題の解決策
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Gitlessはgitの仕組みを簡単にするために作られたCUIツールです。
詳しくはGitless公式サイト(英語)または、gitをシンプルでわかりやすくするツールGitlessの紹介[和訳]をご覧ください。
Gitlessのインストール方法はいくつかあるのですが、今回はHomebrewを利用してインストールします。 また、zshを使っている人はglコマンドが正しく実行できない可能性があるので、その場合はこちらをご覧ください。
目次
環境
インストール方法
- Homebrewを更新して、formulaを最新版にする*1。
$ brew update - Gitlessをインストールする。
$ brew install gitless - インストール完了!
gl initができない!
問題
さっそくGitlessの練習用のフォルダを作り、gl initでリポジトリを作成しようとしたところ、次のエラーが発生しました。
$ gl init fatal: Not a git repository (or any of the parent directories): .git
今からリポジトリを作るのに、"リポジトリ(.git)がない!"と怒られました。
原因
しょうがないのでhelpを見ようと思いgl -hを実行したところ、次のメッセージがでました。
$ gl -h usage: git pull [<options>] [<repository> [<refspec>...]] . . .
どうやらglはgit pullを略したaliasとなっていたみたいですが、私は身に覚えがありません。
調べたところ、zshが標準で設定していたみたいです。
170 alias gl='git pull'
git.plugin.zshより引用
解決策
.zshrcにaliasを追加しましょう!
alias gl='gl'
もう一度gl initを実行してみます。
$ gl init ✔ Local repo created in /Users/hoge/foo
こんどこそインストール完了!
*1:Error: The /usr/local directory is not writable.と出て、アップデートできない場合、brew update: /usr/local 権限周りの問題=更新で解消を参考にしてください。